第1条(本規約の目的及び適用)
 彩葉 D&W ご利用規約(以下、「本規約」といいます。)は、彩葉 D&W(以下、「乙」といいます。)が提供する Web サイト作成・ブラッシュアップ / 文章・マニュアル作成 / 各種デザインの作成。以下、「当サービス」といいます。)に関して、当サービス提供者である乙と当サービスを申込んだ発注者(以下、「甲」 といいます)との間の権利義務関係を定めることを目的とし、当サービスの利用にかかる一切の取引・関係に適用されます。

第2条(契約の成立)
 甲が、申込みページ、もしくは申込書や申込みメールを以て当サービスを依頼し、乙がこれを受託した時点で当サービスに対する契約が成立したものとみなします。

第3条(業務の遂行と成果物)
 第2条により契約が成立し、第12条による対価の支払いが甲から乙へなされた場合、乙は甲に対し、申込みページ、もしくは申込書や申込みメールにて依頼され、両者で合意された業務を遂行するものとします。

2 当サービスにおいて乙が納品する成果物は Web サイト / 文章 / マニュアル / 各種デザインデータ(以下、「本件著作物」といいます)とし、甲から提示される以下の内容 に沿って作成するものとします。
(1)テーマ:(〇〇について、〇〇のイメージで、別途受領したヒアリングシートに基づいて、等)
(2)サイズや形態:(文字数〇〇文字~〇〇文字程度、データ形式、画像のサイズ等)
(3)資料等:(参考資料、ラフ、イメージ、ヒアリングシート、その他の定義や約束事がもしあれば)

3 甲は、前項2の各号の情報や資料等を乙に提示するにあたり、その内容や事実の確認に一切の責任を負い、以下に違反しないものとします。
(1)第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利又は利益を損害しないこと
(2)法令に違反しないこと
(3)公序良俗に反さないこと

4 乙は、本件著作物の作成にあたり、以下に違反しないものとします。
(1)第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利又は利益を損害しないこと
(2)法令に違反しないこと
(3)公序良俗に反さないこと

5 当サービスにおいて、あらかじめ乙により、口頭または書面にて「対応していない」と申し出のある事項と、「ご注意事項・ご案内」ページに記載の内容については、甲はそれを承諾しているものとみなします。

第4条(納品)
 当サービスにおいて本件著作物を納品する前に、以下の手順を踏むものとします。
(1)Webサイト:ラフ案提出なし、無料修正3回まで
(2)文章・マニュアル:ラフ案提出なし、無料修正3回まで
(3)各種デザイン:ラフ案提出3点、無料修正3回まで
2 乙は甲に対し、本件著作物を、以下の形式によって納品するものとします。ただし、両者合意の場合はその内容に従うものとします。
(1)Web サイト:Web サイト
(2)文章・マニュアル:Word/PDF
(3)デザイン:Ai/PDF/Jpeg/png

第5条(検品)
 甲は、乙より本著作物の納品がなされた日から 10日(以下、「検査期間」といいます。)以内に、納品された本件著作物の検査を行い、問題がない場合には、検査期間内かつ速やかに乙に通知するものとします。

2 納品された本件著作物にミスがある場合や、甲が第3条2項により指定した仕様に明らかに合致しない場合には、その旨検査期間内かつ直ちに乙に対して通知するものとします。

3 前項2の通知を受けた場合で、かつ、ミスまたは仕様との不一致が、明らかに乙の責に帰すべき事由によると認められるときは、乙は、乙の費用と責任において修正・訂正・補修等の作業を行い、納品しなおすものとします。

4 乙により本件著作物の納品がなされた日から10日が経過しても、甲が乙に対して、前項1、2に基づく通知をしない場合には、本件著作物が検査に合格したものとみなし、検査期間が満了したものとみなします。

5 前項1の検査結果の通知がなされた時点、前項4により検査期間が満了した時点で、乙から甲への本件著作物の引き渡しが完了し、乙の業務遂行義務が満了するものとします。

第6条(契約不適合責任)
 甲が本件著作物の納品時に契約不適合を知り、又は、悪意もしくは重大な過失によって知らなかった場合を除き、本件著作物が契約に適合しないことが発覚した場合で、かつ、乙による納品がなされた日から1年以内に甲による申し出があった場合に限り、乙は、乙の費用と責任において、修正・訂正・補修等の作業を行います。

第7条(免責事項)
 本規約に基づき当サービスによって乙が負う義務と責任は、第3条1および2に定められた業務の遂行と本件著作物の引き渡しに限定され、その他のいかなる直接的/間接的/二時的な効果を保証するものではなく、かつ、その他のいかなる直接的/間接的/二時的な損害や損失を補償するものでもないとします。

2 当サービスにおいてWebサイト作成で使用するWordPressおよびノーコードツール等のツールによるバグや不具合、またはレンタルサーバによるバグや不具合については、乙は一切の責任を負わないものとします。

第8条(権利の帰属)
 本件著作物の著作権は乙に帰属します。ただし、甲が乙に対して、本サービスの遂行にあたり提示した、ヒアリングシート、参考資料、ラフ、スケッチ、 画像等の各資料については、甲またはそれぞれの資料の著作権者に帰属するものとします。

2 本件著作物の制作途中に、制作案等の用途に使用して、納品物として採用されなかった制作物に関する著作権及び所有権は、乙に帰属します。

3 前項1に関わらず、甲の申し出により両者合意の上で著作権を譲渡する場合には、甲は乙に対し別途合意する著作権譲渡のための対価を支払うこととし、乙は甲に対し、納品書などの書面により著作権を譲渡する旨を記載するものとし、その場合には第9条および第10条は適用されないものとします。

第9条(利用許諾)
 乙は、甲が本件著作物を、インターネット上に公開する目的で使用すること、SNS等の他の媒体へ掲載すること、製品やパンフレット等へ印字することを、甲に対し許諾します。

2 乙は、甲が本件著作物を、必要な場合に、色やサイズの変更、トリミング等で改変することを許諾します。

3 甲は、乙の文書による同意なしに前項1および2で定める制作物の使用権、改変権を第三者に譲渡、移転、またはその他の処分を行うことはできません。

第10条(独占的利用許諾)
 前条の許諾は独占的なものとし、乙は、本件著作物を甲以外の第三者に対し、(1)印刷物としての複製、販売、(2)インターネット上(ホームペー ジ、各種メディア、プレスリリース、SNS 等)における掲載、(3)翻訳、の各形態で本著作物を利用することを許諾しません。

第11条(著作者人格権)
 乙は、甲が本件著作物を利用するにあたり、その利用態様に応じて本著作物のサイズ、色調を変更したり、一部を切除することを予め承諾します。 但し、甲は、これら改変であっても本著作物の本質的部分を損なうことが明らかな改変をすることはできないものとします。

2 甲は、前項以外の改変を行う場合は、事前に乙の承諾を得なければならないものとします。

3 甲は、本件著作物を利用するにあたって、著作者の表示をすることを要しません。

4 本件著作物の公表名義は、乙の著作権の譲渡の有無及び著作者人格権の不行使にかかわらず、甲の名義とします。

第12条(報酬)
 甲は、乙に対し、本規約に基づく本件著作物及び本件著作物の利用許諾の対価として、別途乙から書面によって通知する金額を指定の期日までに支払うものとします。

第13条(報酬の追加又は変更)
 前条に基づく報酬の金額に関して、本条各号のいずれかに該当する場合には、乙は甲に対し再度見積金額を提示することにより、甲に対して報酬の追加又は変更を請求することができるものとします。
(1)甲の都合により、甲が本件著作物の内容や仕様を追加的に変更するとき
(2)甲の都合により、甲が本件著作物の納入期限を早めるとき
(3)甲が乙に提示した資料の誤り、不足、遅延等が原因で、乙による製作に掛かる費用が増加したとき

第14条(キャンセル)
 乙は、以下に該当する場合、第2条に定める契約の成立後のキャンセルを行えるものとし、甲はこれに異議を唱えないものとします。
(1)第 2条による契約成立後、甲から 14 日以上一切の応答がないとき
(2)第三者の知的財産権、肖像権、プライバシーの権利、名誉、その他の権利又は利益を侵害又は侵害があると予想されるとき
(3)法令に違反すると予想されるとき
(4)公序良俗に反すると予想されるとき

第15条(キャンセル料)
 第2条に定める契約の成立後に、第14条のキャンセル事項に該当する場合、もしくは甲の都合により本サービスをキャンセルする場合には、甲は 乙に対し、以下のキャンセル料を支払うものとします。
(1)契約の成立後、入金まで:無料
(2)入金後納品まで:本規約9条に定める対価の80%
(3)納品後:本規約9条に定める対価の100%

 2 前号2の場合、対価の支払い手段に関わらず、乙は甲に対し、対価とキャンセル料を相殺した金額を甲の指定する銀行口座へ入金することができるものとします。ただし、対価を支払う際に生じた銀行手数料等の手数料は甲の負担とし、相殺金額の計算には含めないものとします。

第16条(払い戻し)
 第12条による甲から乙への入金の後、第3条に定める納品の前に、乙の事由により業務の履行ができないと判断される場合には、乙は甲へ対価の全額を払い戻すものとし、甲は乙へそれ以上の請求や損害賠償請求をしないものとします。また、対価を支払う際に生じた銀行手数料等の手数料は甲の負担とし、払い戻しの対象にはしないものとします。

第17条(個人情報・機密情報)
 乙は、当サービスを通じて知り得た個人情報(ID・パスワードを含む)、機密情報を注意をもって管理、保管し、かつ、当サービスの業務遂行以外の用途に使用してはならないものとします。

2 次の各号のいずれか一つに該当する情報については個人情報・秘密情報には該当しないものとします。
(1)秘密保持義務を負うことなく既に保有している情報
(2)秘密保持義務を負うことなく第三者から正当に入手した情報
(3)甲から提供を受けた情報によらず、独自で開発した情報
(4)本規約に違反することなく、かつ、受領の前後を問わず公知となった情報
(5)当サービスの遂行にあたり、甲からの申し出によりWebサイト/文章/各種デザインに記載した内容

3 乙は、個人情報・秘密情報を第三者に開示又は漏洩してはならないものとします。ただし、事前に甲からの承諾を受けることにより、第三者へ開示できるものとします。

4 前項にかかわらず、法令の定めに基づき又は権限ある官公署から開示の要求があった場合は、当該法令の定めに基づく開示先に対し開示できるほか、弁護士、税理士、公認会計士その他法令に基づき守秘義務を負う専門家に対しても、合理的な範囲に限り、個人情報・秘密情報を開示できるものとします。

5 甲から提供を受けた資料等が当サービスの業務遂行上不要となったときは、乙は遅滞なくこれらを甲に返還又は甲の指示に従った措置を講ずるものとします。

6 甲の承諾を受けることにより、乙は本件著作物を乙の運営するWebサイトやSNS等の他の媒体において公開できるものとします。

第18条(反社会的勢力の排除)
 甲および乙は、現在、暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ又は特殊知能暴力集団等、その他これらに準ずる者(以下「暴力団員等」という。)に該当しないこと、及び次の各号のいずれにも該当しないことを表明し、かつ将来にわたっても該当しないことを確約するものとします。
(1)暴力団員等が経営を支配していると認められる関係を有すること
(2)暴力団員等が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること
(3)自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的をもってするなど、不当に暴力団員等を利用していると認められる関係を有すること
(4)暴力団員等に対して資金等を提供し、又は便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を有すること
(5)役員又は経営に実質的に関与している者が暴力団員等と社会的に非難されるべき関係を有すること

2 甲および乙は、自ら又は第三者を利用して次の各号のいずれにも該当する行為を行わないことを確約するものとします。
(1)暴力的な要求行為
(2)法的な責任を超えた不当な要求行為
(3)取引に関して、脅迫的な言動をし、又は暴力を用いる行為
(4)風説を流布し、偽計を用い又は威力を用いて相手方の信用を毀損し、又は相手方の業務を妨害する行為
(5)その他前各号に準ずる行為

3 甲および乙は、自己の責めに帰すべき事由の有無を問わず、相手方が暴力団員等若しくは第1項各号のいずれかに該当し、若しくは前項各号のいずれかに該当する行為をし、又は第1項の規定に基づく表明・確約に関して虚偽の申告をしたことが判明した場合には、相手方に対して何らの催告をすることなく本契約を解除できるものとします。

4 甲および乙は、前項により本契約を解除した場合には、相手方に損害が生じたとしてもこれを一切賠償する責任はないことを確認し、これを了承するものとします。

第19条(協議)
 本契約に定めのない事項については、甲乙別途協議の上、決するものとします。

2022年12月20日:制訂・施行