日本の食材17「生で食べる蓮根」｜サクッと読める短編読み物

彩葉D&Wの理念の１つが、「日本の食材」を応援すること。

InstagramやThreadsに合わせた短いフォトエッセイ（随筆＋デザイン＋写真たまにイラスト）で、「日本の食材」を勝手に応援&紹介します。

彩葉

今回から、「小説風の語り口の短編読み物」あらため「フォトエッセイ」を名乗ることにいたしました！

フォトエッセイ｜生で食べる蓮根

初めて蓮根を生で食べた。

薄くスライスしているのにシャキシャキと瑞々しい音がして、心地よい歯応えがあった。

火を通した蓮根の、しゃくしゃくと糸を引く食感や味とは確かに異なる、未知との遭遇だった。

後日、近くの道の駅でも「生で食べられる蓮根」が売られていたので買ってみたが、２つ入りの少し大きい方はもう普通の蓮根だった。

生で食べられるように早めに収穫しているというけれど、少しの大きさの違いで普通の蓮根になってしまうとは、管理する側は大変なのだろうと思う。

美味しい出会いがあると嬉しくなる。

「美味しい」には、いつだって「笑顔」がついてくる。

彩葉D＆Wでは、なくなったら困る「日本のこだわりの食」を応援しています。

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