こんにちは。彩葉D&Wの彩葉です。
当サイトにご訪問いただき、ありがとうございます。
ここでは、私が応援したいと思っていることについて、何故そう思うに至ったかという経緯や理由を踏まえつつ、紹介させていただきたいと思います。
少々長くなりますが、自己紹介ページだと思って気軽にお読みいただけると嬉しいです。
彩葉D&Wの理念|私が応援したいこと
ビジネスを始める際に考えることの1つに「理念」があります。
ビジネスにおける理念とは、価値観や存在理由、目的など、ビジネスをする上での根幹となる考え方のこと。
彩葉D&Wの理念は下記の2つ。
- 大人が輝ける社会づくりに貢献したい!
- 日本のこだわりを応援したい!
これがイコール、私が今の事務所を立ち上げた動機であり、理由でもあるのです。
大人が輝ける社会づくりに貢献したい!
1つ目の理念は「大人が輝ける社会づくりに貢献したい」というもの。
もう少し掘り下げると、下記の2つが挙げられます。
- 人生100年時代の今、40代からの大人が新しいことに挑戦できる社会に貢献したい
- 一度家庭に入った女性の社会復帰を応援したい
これは両方とも、実体験から来ている切実な想いです。
というのも、私は20年以上会社員をしていましたが、その間、家庭の事情でやむを得ず、仕事を2度退職しているからです。
人生には人それぞれ、出産や子育て、配偶者の転勤、親の介護、体の病気、ストレスによる心身の不調など、さまざまな理由で働けない時期がありますよね。
最近は制度が進んで昔よりは良くなってきているとはいえ、ロスジェネ世代の私の周りには、出産や結婚を機に仕事を辞めざるを得なかった友人たちが実際にいますし、家庭と仕事の両立にはまだまだ多くの見えない壁が存在します。
私の場合はどうやらタイミングも悪いようで、、、
新卒から10年働いて退職し、一旦家庭に入った後の、1度目の社会復帰は『未曾有の就職氷河期』の最中でした。
非正規雇用が進んでいて、30代既婚女性・仕事を2年離れていたブランクが不利に働き、正社員での仕事口は見つからず、派遣社員から苦労して正社員になりました。
そして2度目の社会復帰の時期は、これまた『未曾有のコロナ禍』でした。
今回は、40代既婚女性・2年のブランクあり・コロナ禍の不景気に加え、一般企業からWebデザイナーを目指しての「未経験の転職」という悪条件揃い。
Web業界は、経験者採用且つ7〜8割の求人が30代前半までだと、ハローワークや職業訓練校、Webの学校などで聞かされました。
その職種そのものでの経験がなかったとしても、今までの20年で色々と活かせる経験を積んでいるのに?
もし自分がWebサイトの作成を人に依頼するのであれば、デザイン畑の特殊な環境で働いている人よりも、社会人経験やビジネス感覚のある人に頼みたいと思うのに?
違和感を感じましたが、それが今の世の中の常識であれば仕方がないのでしょう。
でも、人生100年時代の今、40代で新しいことを始められないだなんて気が遠くなりそうです。
また、数年前にはとある女性誌の特集で「最近は起業する女性が増えていて、特に多いのは40代」だと書かれているのを目にしました。
そりゃあそうでしょうよ。。。
だって一旦家庭に入った40代を雇ってくれる企業がないのだから、自分で始めるしかないじゃない。。。
思わず、ため息混じりにそう毒づいてしまいました。
子供達や若者にしても、暗い顔でストレスにまみれながら働いている大人を見るよりも、幾つになっても楽しそうに働いている大人を見る方が、将来に希望が持てると思うのに。
大人が輝けない世の中に明るい未来はない!
ということで、フリーランスのライター&デザイナーを経て、現在、私は個人事務所を開いています。
最近では「多様性」という言葉を頻繁に耳にするようになりました。
40代から新しいことに挑戦したい、一旦家庭に入ったけれどもそろそろ社会復帰したい。
そんな皆さまや私自身を含め、誰しもが年齢や性別に関係なく輝ける世の中になって欲しい。
そういう世の中になれば、少子化問題だって少しは解決するのと思うのです。
だから私は、今自分にできること(デザイン&文章作成)を通じて、そんな社会づくりに貢献したいと思っています。
日本のこだわりを応援したい!
2つ目の理念は「日本のこだわりを応援したい」というもの。
こちらも細分すると下記の2つが挙げられます。
- Made in Japanの日本の食を応援したい
- プライドを持って誠実にものづくりできる日本の良さを応援したい
私がコロナ禍を過ごしたのは、夫の海外赴任に帯同して暮らしていたシンガポールでした。
(実は仕事を続けられる環境自体はあったのですが、制度が整っておらずに仕事を辞めざるを得なくなり、前職で苦しめられていたパワハラで自律神経失調症になっていたので、体を休めつつプログラミングの勉強や、将来のための下準備をしていました。)
シンガポールは食料の9割を他国からの輸入に頼っている国。
食料自給率が低いということは、スーパーで買う野菜もお肉もお魚も、鮮度が悪くて価格が高い。
そして、いざという時には食料がなくなるということなのです。
コロナ禍ではシンガポール政府が、マレーシアやオーストラリアなど食料を頼っている国に連絡し、輸出を止めないようにと素早く協力体制を確認していました。
でも、いくら協力体制を合意したところで、本当の食糧難になってしまえば自国を優先するのは当然のことです。
日本で暮らしている私たちはまだ本当の食糧難には見舞われていないけれど、最近の気候変動をみていると、いつ、何が起きても不思議ではない気がします。
我が家はよく道の駅などに新鮮野菜を買いに行きますが、日本では、八百屋さんやスーパーでも美味しい野菜は手に入ります。
お肉やお魚、海外では食べられる国が少ない生卵だって、しっかり管理されているため安心して食べることができます。
この状況は、いつまでも当たり前のように続く自然発生的なものではなく、誰かの弛まぬ努力やこだわりによって保たれている特別なこと。
そして、食材に限ったことではなく、ものづくりも同じです。
目の前にいない誰かのために手を抜かず、プライドを持って、誠実に物を作れるのが日本人の気質であり、それこそが日本の良さだと思うのです。
その良い意味での「日本のこだわり」は、世界中のどの国にも負けない日本が世界に誇れる特別なこと。
だからこそ彩葉D&Wでは、日本のこだわり(食・ものづくり)をデザイン&ライティングで応援したいと思っています。
あとがき
今回は、彩葉D&Wの理念について、私が応援したいと思っていることを書かせていただきました。
誤解のないように書き添えておくと、海外の物を否定しているわけではありませんし、実際に私も海外の良い物にも囲まれて暮らしています。
「絶対に日本のものでなければいけない」という意味での「こだわり」ではなく、こだわりを持って作られている日本のものを応援したい、ということなのです。
いつかデザインやライティングの域を超えて、もっと貢献できるような何かができれば尚いいけれど、今は目の前の1つに誠実に、一歩一歩、『デザイン x 文章術』で応援したいと思っています。
長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!
彩葉D&Wでは、今までの社会人経験から培った調整力やコミュニケーション能力、ビジネス感覚などを総動員し、『デザイン x 文章術』でみなさまのビジネスの魅力を「人に伝わる形」へトランスレートして伝えます。
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