こんにちは。デザイナー&コピーライターの彩葉です。
私は普段、ホームページやパンフレット(会社案内・サービス案内)などを、ご依頼に基づきお作りしています。
私の場合、受注ツールの1つではあるもののメインにココナラを利用していて、最高ランクの「プラチナ」実績も多々頂いてます。
今回は、そんな私が訳あってアルゴリズムを崩して表示数をガタ落ちさせてしまった失敗談と、依頼が戻るまでにどのようにリカバリーしたのかについて、実体験をお伝えしようと思います。
この記事を読むとわかること
- ココナラで表示数が落ちてしまった!
- ココナラの受注数を増やしたい!
という方は勿論のこと、ココナラ以外のランサーズやクラウドワークス、もしくはGoogle検索のアルゴリズムや受注数にお悩みの方にも共通する話題かと思います。
私の失敗談|ココナラ1ページ目→表示数ガタ落ちの経緯と原因
まずは経緯から。
2024.07
2023年の開業以来、ココナラからのご依頼も少しづつ、でも順調に増えてゆき、私の出品がカテゴリーの1ページ目に表示されるようになったことで、2024年7月の表示数は900件以上。
お問合せやご依頼をコンスタントにいただける状態になっていました。
ただ、一人で個人事務所を運営していますし、しっかりヒアリングして魅力を言語化&可視化するスタイルゆえ、一度にお受けできる数は2、3件が限度。
ということで、ココナラの稼働状況を「忙しいです」に変えました。

クラウドサービス系には「稼働状況」の項目があり、出品者の今の状況をお知らせする機能がついています。
これで翌月の表示数が400〜500件に減ったのですが、私にとってはちょうど良いお問合せやご依頼数に落ち着きました。
2024.10~12
ところが2024年の10月末に病気が発覚、12月に手術をすることに。
生まれて初めての手術だったので、一体いつから仕事に復帰できるのか予想がつかず、10月末に稼働状況を「受付休止」にしてしまいました。

2025年12月現在の今見たら、「受付休止」というステータス自体がなくなっていますし、ココナラのアルゴリズムも日々変わっているのでご参考程度にお聞きください。
結局手術のダメージはほとんどなく、術後3日目の12月半ばには稼働状況を「対応可能です」に戻したのですが、、、
戻したその日に新規受注を1件いただいたのを最後に、お問合せがパッタリと来なくなってしまいました。

2025.04
ホームページをしっかりお作りすると時間も掛かりますし、ココナラ以外のお客様からのご依頼も並行して取り組んでいたため、
「あれ?最近、ココナラからお問合せ来なくない?」
と、気づいたのが2025年の4月。(←とんだウッカリさん…間抜けにも程があります…)
調べてみると、受付休止後には表示数が300件→ガクンと落ち、2024年12月移行は50件程度に激減していました。
これではほとんど見られていないので、お問合せが来るはずもない状態です。
- 2024年7月|稼働状況「対応可能です」|表示数900以上/月
- 2024年8月〜|稼働状況「忙しいです」→表示数500前後/月
- 2024年10月末〜12月中ば|稼働状況「受付休止」→表示数50前後/月
- 2025年1月〜4月|稼働状況「対応可能です」→表示数50前後/月
私の失敗談|ご依頼を取り戻すための対策
激減してしまったココナラからのご依頼を取り戻すべく私がした対策は、ブランディングを強化することでした。
一般的にアルゴリズムの優位性を手に入れるには、半年や年単位の期間が必要です。
それを崩してしまった場合には、再構築にもまた長い期間が掛かります。
そしてアルゴリズムについては各社がどのように判断しているのか非公開であり、どんどん更新されていきますし、何をしたら回復できるのかは不明。
つまり、アルゴリズムの優位性の再構築には時間が掛かるし取り戻せる保証もないので…
視点を変えて、見てくれた少数の人の中から依頼して下さる方の数を増やすしかありません。
私のサービスはホームページやパンフレットの作成ですが、内容としてはブランディングから始まり、強みや魅力・理想の顧客を分析・整理して、それを理想の顧客に刺さるように言語化&可視化するもの。
そのスキルを自分のために使っていたからこそアルゴリズムの優位性を失うまではココナラでのご依頼も増えていたわけなのですが、その精度をさらに上げることにしました。
というのも、自分のことを客観的に見るのはとても難しいことなので、まだまだ改善の余地があると感じていたからです。
ということで、自分の強みが必要な人に高確率で刺さるよう「理想の顧客目線」で掘り下げ、ブラッシュアップしました。
実際にした対策
- 出品サービスのサムネイル画像を作り替えた
- 出品の文言をブラッシュアップした
- ホームページもブランディング目線でブラッシュアップした
- SNSの発信内容もブランディング目線で軌道修正した

果たして依頼は戻ったのか?
結論として、2025年の6月頃から回復の兆しが見え始め、8月末には完全に戻りました!
回復までにかかった期間は2~4ヶ月ほど。
お問合せ数は9月・10月がピークで、1日に3件のお問合せ、2週間で10件が最高記録。
ご依頼数は、たとえお問合せが増えても一度にお受けできる数に限りがありますので2024年のピーク時と比べて増えてはいませんが、私の理想とする数まで戻りました。
そして表示数はというと、7月に161件まで回復しましたが、お問合せの多かった9月は87件と、ココナラでのアルゴリズムはまだまだ回復していません。
でも、増やしたいのは表示数ではなくご依頼の数ですので、完全復活と言えますよね。
2024年7月|表示数900以上/月
2025年6月〜11月平均|表示数160/月

注意点としては、一度にたくさんのお問合せいただいても納期がご希望に添えずにお断りすることが増えてしまうため、お断り率が高くなるとココナラのアルゴリズム的には良くないような体感です。
ココナラ受注数だけじゃない!嬉しい副産物も
私のブランディングの目標は、その人にとっての理想の顧客に「他でもない、あなたにお願いしたい」と言ってもらうこと。
そして最近は、「ぜひ彩葉さんにお願いしたい」という嬉しいお言葉に加え、
「ポートフォリオの事例を見て、素敵なデザインだったので」と、私のデザインを気に入ってくれてのお問合せが増えたことも、とても嬉しい反響です。

まあこれは、ブランディングそのものの効果というより、開業してから少しづつご依頼いただいた案件で事例が溜まってきたことによる効果ですが。
また最近では、SNSからのお問合せが出てきた(ポツ…リ…ポ…ツ……リ…くらいではありますが)ことがブランディングの精度を上げた成果だと思っています。

まとめ|お問合せを増やしたいなら、まずはブランディングから
私のサービスの1つにブランディング支援があります。
これは、その人やサービスの”らしさ”(=USP)と、その強みを必要としている人(=理想の顧客)を掘り下げ、”らしさ”を理想の顧客に届くよう翻訳するサポートです。
今回私の身に起きた事例は、ブランディングをしっかり行うことによってお問合せ数を増やすことができるというエビデンスになっているのではないでしょうか。
そして、私へのご依頼数が回復した後にたまたま拝見したウェビナーで、有名な制作会社の方が同じことをおっしゃっていたのです!
その事例は、一度Googleのアルゴリズムを崩したことにより激減してしまったお花屋さんの売り上げを、お店の魅力をしっかり表現することで回復させたというもの。

お花屋さんも、表示数はやはりまだ回復していないそうです。
このことからも、「ブランディングの精度を上げる方法」は正しかったと自信を持ってお伝えできます!
彩葉D&Wは、2026年2月で丸3年。
まだまだこれからですが、来年こそは立ち止まることなく邁進していきたいと思っていますし、
ココナラだとどうしても連絡方法がガチガチに縛られていてサポートできる範囲が狭まってしまうので、ホームページやSNSからのご依頼を増やしていけるように力を入れていきたいと思っています。
(そしてまたいつか近い将来に、今度は「ココナラ→ホームページ受注へ移行した成功例」みたいな記事を書ける日が来ると嬉しいな。)
この記事が、受注を増やしたい、お問合せを増やしたいとお悩みの方のお役に、少しでも立てることを願って。
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