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ビジネス利用|Instagram・Xの違いと使い分け

ビジネス用|InstagramとTwitterの違いと使い分け Web・SNS
この記事は約9分で読めます。

先日、SNSマーケティングを専門にしている方からSNS活用について個別コンサルを受けた話を書きました。

ビジネスには是非とも活用したいSNSですが、時間は掛かるしそれぞれ特徴も異なるためなかなか難しいのが現実です。

そんな今回は、私が実際に使って感じるInstagramとX(旧Twitter)についての特徴や違い、使い分け(2023年5月末+2024年11月アップデート)についてまとめてみたいと思います。

彩葉
彩葉

これからビジネスにSNSを活用したいと思っている方のご参考になれば幸いです♪

ビジネスにはどのSNSを使うべきか

まず最初にそもそも論ですが、ビジネスを始める際にどのSNSを使うべきかについて軽く触れておきます。

一口にSNSと言っても、Instagram・X(旧Twitter)・LINE・FaceBook・TikTok・YouTubeなど、さまざまなソーシャルメディアが存在します。

ビジネスに使用する際には、ご自身がターゲットとする年代が使用しているSNSを利用することが大前提となります。

全世代でLINEの利用率が最も高く、Z世代であれば今や流れはTikTokでしょうし、40代であれば半数近くがInstagramとXを利用しています。

SNS利用率
出典:総務省情報通信政策研究所
情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査
SNS利用率40代
出典:総務省情報通信政策研究所
情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査
彩葉
彩葉

こういったデータを活用して、使用するSNSを選びましょう♪

Instagramのビジネスネス利用について

Instagramの特徴を簡単にまとめると下記になります。

Instagramの投稿は「画像+本文」という構成。

投稿に関するキーワードに#(ハッシュタグ)を付けて投稿します。

また、投稿だけでなく、ストーリーズ、リール、ライブと、動きや音楽をつけての発信もできます。

このInstagramに関し、私が実際にビジネスで利用する際に感じている特徴は下記の通りです。

  • 物販には便利だがHPやブログへの誘導はできない
  • 投稿が一覧として残るため、世界観を出しやすい
  • 「最新の投稿」がなくなった

物販には便利だがHPやブログへの誘導はできない

Instagramではショッピング機能によって、投稿からECサイトに誘導したり、直接商品を販売することができます。

このことからInstagramは物販には適しているのですが、物販以外のビジネス利用の場合には工夫が必要です。

というのも、投稿にURLを貼ることができないためダイレクトに自社HPやブログ記事への誘導ができず、伝えたい内容をInstagram内でうまく完結させる必要があるからです。

実を言うと私の場合、この点が一番の難題でした。

Instagramからも自分のブログやWebサイトを訪問してもらいたいと思っているのですが、それまでのステップを考えるとハードルが高いのです。

投稿の内容で興味を持ってもらう
→どんな人かプロフィールを見てもらう
→興味を持った人がプロフィールからURLをクリック

このように、投稿からは直接外部サイトへはリンクできないため、URLがリンクできるストーリーズを活用したり、投稿の内容を工夫して充実させる必要があるため、1つの投稿に手間と時間が掛かります

投稿が一覧として残るため世界観を出しやすい

Instagramでは投稿がギャラリーのように一覧として残ります。

統一感を出してうまく活用すれば世界観を演出しやすく、ブランドイメージを確立したり、ポートフォリオや作品集としても活用できるため、ブランディング向きのSNSだと言うことができます。

ただ、上手に活用するためには1つ1つの投稿内容のみならず全体像を考えて投稿していく必要があり、私自身もこの特性を活かした活用方法にまだ四苦八苦している段階です。

Instagram
ただいま迷走中の私のアカウント
彩葉
彩葉

ブランディングを開始した後の私の最新の投稿は下記アイコン↓をクリックするとご覧いただけます♪

「最新の投稿」がなくなった

最近「最新の投稿」が表示されなくなっているのです。

私もビジネスアカウントを始めて、本格的に投稿を開始した矢先に「最新の投稿」が見られなくなってしまいました。

Instagramでは#(ハッシュタグ) 検索の際にはInstagram側が選んで表示させている「人気の投稿」とは別に、「最新の投稿」を表示できるようになっていて、始めたばかりのアカウントの投稿でも最新順に平等に表示される仕組みになっていました。

ところが今は「人気の投稿」と「最近の人気の投稿」しか表示方法を選ぶことができず、どちらにしてもほぼ同じ内容で、エンゲージメント率の高い投稿(所謂「いいね!」の数が多い人気の投稿)しか出てこなくなっています。

インスタの表示比較
どちらも同じ表示になります

これでは人気のあるインスタグラマーやインフルエンサーはますます人気になりますが、始めたばかりのアカウントの投稿は誰の目にも触れない状態です。

Instagramを始めてアカウントを成長させるのはただでさえ難しいのに、新規参入がますます難しくなっています

今後もこの状態が続くのであれば、地道にフォロワーを増やし、リール機能を活用するなどして、自分のアカウントの存在を知ってもらうように工夫する時間が以前よりも更に必要になりそうです。

ちなみにこの変更は「改悪」と言われていて、このことによってインスタ離れが起きるようなことがあれば、投稿に時間がかかるInstagramをビジネスに活用する利便性はあるのか、、、今後の動向に注意したいと思います。

2024年11月追記|現在はハッシュタグで検索するとInstagram側からの「おすすめ」しか出てこなくなっています。
また、閲覧数を上げるには投稿よりリール動画の方が良いと言われており、ショート動画を作り込むための時間がかかる印象です。
SNSの運用にあまり時間をかけられないので、現在はほぼポートフォリオ化しています。

X(旧Twitter)のビジネス利用について

Xの特徴を簡単にまとめると下記になります。

Xの投稿(ポスト)は140字までの文字に、画像や動画をつけることができます。

#(ハッシュタグ)を付けることもできますが、文字でも検索ができるため利用しない人も多く、推奨は多くても2つまでとされています。

他の人の投稿をリポストできるため、拡散されやすい仕組みがあります。

リアルタイムの音声配信や参加者と会話できるスペースという機能やライブ機能も追加されています。

Xについて私が実際にビジネスで利用する際に感じている特徴は下記の通りです。

  • 投稿にURLが貼れる
  • 投稿がどんどん流れていくため情報が埋もれやすい
  • 有料会員向けにシフトしていく?

投稿にURLが貼れる

Xの場合には、投稿(ポスト)の際に外部URLのリンクを貼ることができます。

ポストで告知をした上で、ECサイト、ブログ、企業HP、Web記事などへの誘導ができるようになっています。

投稿がどんどん流れていくため情報が埋もれやすい

Xでは基本的には最近のポストから順に表示される仕組みになっていますので、時間が経つと情報がどんどん埋もれていきます。

Xは最新の情報や今を発信するためのツールですので、自身のアカウント上でも最新のポストが一番上に表示され、過去のポストは下にスクロールして見ることになり、記録を残すような使い方には向いていません

Twitter

Instagramよりも気軽に投稿できる一方で、一日に5ポストするのがエンゲージメント率(*)を上げるためには必要だとも言われているので、Xを運用するための時間が必要です。

(*)エンゲージメント率:見た人が何らかのアクションを取ってくれる率

有料会員向けにシフトしていく?

近年、X Premium(旧Twitter Blue)という有料会員制度が始まりました。

私はまだ実感していませんが、X側が選定して表示させる「おすすめ」に、今後はX Premiumのアカウントが優先表示されるとも言われています。

そうなれば、ビジネス利用にはX Premiumが効果的なのか?個人ユーザーのX離れは起きるのか?など、、、こちらも今後の動向に注目したいと思っています。

2024年11月追記
私は先日有料会員になりました。Xになってからの動向が怪しいのでずっと様子を見ていたのですが、仮ラベル解除やインプレッションの向上のためにしばらくトライアルで続けてみようと思っています。

ビジネス利用|InstagramとXの使い分け

どちらのSNSも、ビジネス利用の場合には広告宣伝が目的のため、純粋に楽しみたい個人ユーザーからは敬遠されがちであるとも言えます。

また、エンゲージメント率を上げるためには、発信するだけでなく、他のアカウントとのコミュニケーション(いいね!やコメント)の必要もあり、SNS運用には毎日ある程度の時間を費やす必要があります。

その上で、InstagramとXをビジネスで利用する際の使い分け方としては、下記が挙げられるのではないかと思っています。

Instagramが向いているケース

  • ブランディングしたい場合
  • ECサイトなしで物販したい場合

<Instagramの使い分けポイント!>

インスタ映えする画像や人目を引く動画を上手く活用してブランディングに活用する!

Xが向いているケース

  • 外部サイトへ誘導したい場合
  • 最新情報を発信したい場合

<Xの使い分けポイント!>

ユーザーの直接的なアクションが望める「情報+URLリンク」を広告・宣伝に活用する!

まとめ|SNSの特徴を理解して効果的にビジネスに活用しよう!

繰り返しになりますが、まとめると、、、

  • Instagramは投稿が一覧表示される特性を活かしてブランディングに活用する
  • Xは「最新情報+URLリンク」を利用して広告・宣伝に活用する
彩葉
彩葉

答えは1つではないので、自分なりに試行錯誤しながら上手に使いこなしていきたいですよね♪

InstagramもXも、それぞれのアルゴリズムによって運営側がおすすめしたい投稿が表示されるようになっています。

そこに表示してもらえるようになるためには手間暇が必要ですが、ひとり社長や自営業ではなかなか手が回らないですよね。

私の場合にはブログ投稿もあるので、SNSにどこまで時間を掛けるのかは悩みどころです。

どちらか1つに絞る、他のSNSに乗り換える、SNSを利用するのを止める、人を雇う、など、、、

限られた時間の配分と掛けられる費用を考慮しつつ、効果的にビジネスに利用したいですよね。

今回は、私も実際にビジネス利用しているInstagramとXについて、その特徴と違い、使い分けについて書いてみました。

これからビジネスを始める方のご参考になれば幸いです。

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